第1715回例会報告

長野北ロータリークラブ週報
第1715回　令和2年9月3日　№1715

司　会　　　　　　　　　　　　　中嶋ＳＡＡ
点　鐘　　　　　　　　　　　　　堀会長
ソング　　　　　　　　　　　　「君が代」
ロータリーソング　　　　　　　「奉仕の理想」

8月の出席報告
会員総数　　　56名
例会回数　　　　3回
訂正平均出席率　　90.12％

本日の出席状況

会員総数　　　56名
本日の出席者41名　欠席者　15名
出席率　　　73.21％

会長挨拶
みなさんこんにちは
先週は、成田ガバナーの公式訪問がありました。ネクタイをして出席していただき、ありがとうございました。同じネクタイを皆でしめることはなかなかいいものですね。
大きな行事が一つ一つ終了していくことは、大変うれしいことです。
さて、先週２７日、新聞に厚生労働省の人口動態統計（速報値）が掲載されていましたのでご紹介します。
この記事は、コロナ離婚についての記事でしたが、今まで熟年離婚とか、成田離婚とか、マザコン離婚なんていう言葉がありますが、新しく「コロナ離婚」という言葉ができてしまいました。
今年１～６月に離婚した夫婦は１０万９２３組となり、昨年同期比で１万９２３組減った。新型コロナウイリスの影響で在宅時間が増えた夫婦の「コロナ離婚」増加するように予想されたが、実際には９．８％の大幅減となり、当面は危機を回避した形だと報じられました。
緊急事態宣言が出ていた４月と５月の落ち込みが特に大きく、前年比で４月は４５６８組、５組は５２１５組、それぞれ減っています。６月は１５３４組の減少にとどまり、厚労省の担当者は「社会全体が活動を自粛しており、落ち着いてから手続きしようと考える夫婦も多いのではないか」と推測しています。
「コロナ離婚を考えるなんて・・・もともと夫婦仲が悪かっただけじゃないの？」と考える人も多いと思われますが、コロナ離婚に関するアンケートをした調査機関によりますと
１．離婚を考えたのはいつですかという質問に対し
４７％：コロナ感染拡大後初めて考えた
４０％：コロナ感染拡大前から何度か考えたことがある　と回答しています。
２．離婚に至った方で、コロナ感染拡大前にも離婚を考えたことがありますかの質問
に対し
４０％：コロナ感染拡大後初めて考えた：これがいわゆるコロナ離婚なわけです。
４０％：コロナ感染拡大前から頻繁に考えていた　と答えています。
３．離婚しようと思った理由やきっかけはなんですか。（１００人中）
コロナの影響でネガティブな思考が強くなってしまった　　　３４人
一人の時間が取れなくなってしまった　　　　　　　　　　　　　　　３１人
ストレスによる暴力や不仲　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２９人
４．別居、あるいは離婚をして後悔しましたか？
全体：８７％　　後悔していない
女　：９４％　　　後悔していない
男　：８０％　　　後悔していない
次に、日本の生涯離婚率について
厚生労働省2018年のデータでは婚姻件数：５９万組、・離婚件数：２０万７０００組
離婚率の統計が３組に１組というデータの根拠になっています。
〔インドの結婚と離婚〕
インドに住んでいる日本人の書いた本によると、インド人はほぼ全員結婚できて、離婚率は２％以下であるといわれています。
一方、日本では、生涯未婚率は、男性は２３．４％、女性は１４．１％だそうです。
インド人の結婚の形態は、８０％が「見合い結婚」で、そのほか「親同志がお互いに話し合って、結婚相手を決める。」そうです。
ちなみに、日本では、現在、見合い結婚が５％、恋愛結婚が８７．７％だそうです。
インド人は、このような結婚で、豊かな人も貧しい人も、皆幸せそうだそうです。
「恋は３年で冷める」、「愛は４年で終わる」とは、人類学者ヘレン・フィッシャー博士がいった言葉ですが、脳科学的データからすると、ドーパミン効果は３年で切れてしまう。そして、４年目を迎えた頃に、自分の将来を理性的に考え離婚することになる。
この「恋は３年」説は、子孫繁栄の本能から生まれたもので、脳内ドーパミンが、出産・子育ての期間３年の間、理性的判断を抑えて、本能や感情で行動する。こうして、子孫繁栄という人間の一番大切な本能的行為を、ドーパミン効果による恋愛システムが守り抜くそうです。
最後に離婚制度がない国をご紹介します。
世界ではバチカン市国とフィリピン共和国の２国だけです。　フィリピンには、そもそも
離婚に関する法律がないそうです。フィリピンの女性と正式に結婚すると、離婚するには大変苦労することになりますのでくれぐれも、ご注意ください。