■司 会 掛川ＳＡＡ
■点 鐘 滝沢会長
■ロータリーソング 「手に手つないで」
■本日の出席状況
会員総数 51名
本日の出席者 36名
Zoom参加者 4名
欠席者 11名
出席率 78.43％
■会長挨拶 滝沢会長
先週木曽でヘリコプターの墜落事故がありました。
最近の長野県内のヘリコプター事故でようやく我が社の事故が新聞紙上に載らなくなりました。さて我が社の自家用機が墜落して、機体は大破、乗っていた２人は即死する重大事故が起きてから35年近くになります。運輸省の事故調査委員会は１年近く捜査をして操縦ミスと判断しました。
皆さまが知りたがっている保険ですが、保険はかけていますが、一銭も出ていません。なぜか？保険料を安くするために限定を付けます。我が社の場合は操縦者限定を付けました。パイロット・整備士等で５名ほどです。事故に遭ったパイロットは操縦者限定の内に入っていませんので保険対象外です。
飛行機が何故飛ぶのか、ヘリコプターがなぜ飛ぶのか、ご存じですか。一番は翼にあります。翼の上の部分と下の部分は直線になっていません。必ず下の部分が比較的直線に近い構造になっています。何故か？前から空気が来て翼にあたりますと、翼の上を通る空気の速さと下を通る空気の速さが微妙に違います。どちらが早いと思われますか？一瞬下の方が早く思われますが、実際は上の部分を通る方が早いです。そうでないと翼を通り抜けた空気が翼の最後で一緒になりません。つまり翼の上の部分が真空状態になり、リフトで上から引っ張られます。そのために速度、空気抵抗は必要です。つまり、翼は空気抵抗が限りなくなくなる着陸時が一番危険です。そのため離着陸は風に向かって行います。ヘリコプターも同様です。天気の良い夏の無風状態が一番危険です。冬より夏の方が危険です。海に近い標高の低い所より、標高の高い山の方が危険です。ゴルフボールが標高の高い長野県の方が遠くへ飛び海に近い千葉県の方が飛ばないのは、標高の低い方は空気が沢山ありますので抵抗があります。そのせいです。空気の多い少ないは非常に大切な要素になります。
飛行機はそもそも自然に逆らうようにできていますから落ちて当然です。然し事故の原因は100％近く操縦ミスです。エンジンの大きさでも違いが出ます。我が社のヘリコプターはエンジンが小さいですから、すぐに飛び立つことはできません。つまり助走距離を稼いで機体が浮き上がるのを待ちます。又重いものを乗せると飛びにくくなります。
昔の操縦者免許は機種ごとになっていましたが、現在は機体の重量毎になっています。私の免許は世界中で通用しますが、夜間飛行はできません。日本では限定が付きます。前にも申し上げましたが、ヘリコプターには乗らないでください。落ちます。私も操縦していて、理由がわからず何回かヘリコプターが落ちていく経験があります。私が思うに先週のヘリコプター墜落事故は機体に不慣れなパイロットの操縦ミスだと思います。写真で見る限り変わった難しそうな機体だと思いました。標高1,000m近くでのホバリングは山岳救助も含めて危険です。ホバリングは風に向かってします。重いものを吊り上げる操作は何回も経験した事のあるパイロットしかできない困難な仕事です。オートローテーションは、機体のエンジン停止時、機体の高度があればあるほど安全です。
■幹事報告 岩下幹事
・財団NEWS10月号をお配りしました。
・10月は米山月間になります。ロータリー米山記念奨学事業豆辞典がロータリー米山記念奨学会から届きましたのでお配りします。
・来週10/7は誕生祝となりますので該当者の方はスピーチお願いします。
・家族紅葉狩り例会・70歳以上の会・コーラス・三桁会の出席案内の返信はお済でしょうか。まだの方はお早目に返信をお願い致します。
・27日付けで感染警戒レベルが下がりましたので各委員会を開催して下さい。
※その他のRC、詳細は掲示板をご覧下さい。
■ニコニコボックス報告 山岸副ＳＡＡ
・日本全国各地で緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が解除になりました。自然終息を願います。 …滝沢会長
・だんだん秋らしくなっています。ロータリーの予定もこれからたくさんあります。宜しくお願いします。…岩下幹事
・三桁会で優勝してしまいました。次回は10/24です。残り少ないシーズンを満喫しませんか。 …谷口君
■本日のプログラム
〇９月誕生祝スピーチ 「私の仕事について」
鹿熊君 南澤君
〇会員卓話
鹿熊君 南澤君
コメント
掛川さんと上條さんから会員のための特別サービス企画についてのご案内がありました。
それぞれのご利用時に会員特典があり、たいへんありがたい内容でした。