第1717回例会報告

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第1717回例会報告

長野北ロータリークラブ週報
第1717回 令和2年9月17日 №1717

司 会             中嶋SAA
点 鐘             堀会長
ロータリーソング       「それでこそロータリー」

本日の出席状況

会員総数   56名
本日の出席者 欠席者 18名
出席率    67.85%

■会長挨拶

皆さんこんにちは。
今日は、この後、私が卓話をさせていただきます。テーマは、「インドのお話」です。これはどなたが考えたのかわかりませんが、そのまま使わせていただきました。
退屈するかもしれませんが、どうかよろしくお付き合いください。
今日の会長挨拶では、インドとの関わりについてお話します。
*小さいころ、善光寺に白い牛3頭が飼われていたことを覚えています。インドのネール首相から送られたと説明を受けました。今は、雲上殿にその像がありますが、我が家のアイドルの犬2匹もここに埋葬してあります。
*それから、昔、私はリンゴをあまりすきではなかったのですが、このインドリンゴだけは大好物でした。当時はインドから渡ってきたのかな、なんて思ったのですが、どうもまったく関係ないようです。
*さて、その後、私とインドの関わりについてとはいいましても、何のかかわりもありませんと言うしかないですが、それでも、しいて言えばということで、3つほどその話をさせていただきます。
* 一つ目は、ちょうど10年前の5月の連休に、観光旅行で妻と一緒に行ったことがあります。
それほど気乗りはしなかったのですが、タジマハール観光もはいっていることに惹かれていってきました。この世とは思えないような貧困とツアー全員が腹痛に襲われてしまい、帰ってきてから医者通いとなってしまいました。
最終日、ホテルのレストランで、夕食を食べるため、ツアー10人ほどが集合したのですが、だれも料理に手をつけないため、ホテルのシェフが疑問に思い飛んでくるというハプニングまでおきていまいました。もう、そのときは二度と行くまいと思いました。
* 二つ目は、縁というのは不思議なもので、その年の12月、インドの男子高校生が私の家に10日ほど短期ホームステイをすることになりました。
彼は、私が知る中で一番頭の良い留学生で一緒に生活していても気持ちのよい少年でした。ただ、一つ欠点は、彼に食べられるものがほとんどなく、妻も大変苦労していました。彼が持参したカレーを作って上げたり、また、新田町の中央通り添いにあるインドレストラン「ジョイグル」へ連れていってあげました。大変感激して嬉しそうに食べていました。彼はベジタリアンでしたが、ベジタリアンようのカレーも用意されていることを教えてもらいました。
彼は、インドでも豊な家庭のようで、スカイプでインドの両親と話しをしたり、彼も克明に報告していました。最後、見送りのため行った長野駅では、号泣され少々困った経験をしました。
両親に是非来るように招待されたのですが、食事で苦労したこともあり、それに応ずることなく今日まできてしまったことに、多少の後悔をしています。
* 三つ目は、私の姉のことです。
私の兄弟は姉一人だけですが、50年ほど前、見合いで結婚をしましたが、その見合いのとき送られてきた彼の履歴書を見たら、出生地が「インド・ボンペイ(今は、ムンバイという)」と書いてあります。私の家族全員びっくりして、「彼は、インド人じゃないのか。」なんていって、大騒ぎになりました。すぐ興信所に調査を依頼したのですが、結局のところ、彼の両親が日本人であることがわかって、結婚することになりました。
昭和20年、日本へ引き揚げてきたとき、彼は6歳だったはずで、インドの記憶もあるはずなのですが、そのことはまったく話そうとしないんです。逆に、彼の103歳まで長生きしたお母さんは、いつも誰にでも、インドでの出来事を話したくて仕方ない様子で、私には事細かに話してくれました。100歳を過ぎて、多少痴呆ではないかと思われても、ことインドのことになれば、克明に記憶しており、驚かされました。
彼の父は、戦前、単身で東京銀行のボンベイ支店に勤務していました。彼の母は、既遂の横浜生まれの女性で、横浜で写真での結婚式をあげ、一人で舟に乗りシンガポールまで行き、一方、父はインドからシンガポールまで舟で迎えにきて、シンガポールからインドまでの間が、ハネムーンであったそうです。彼の両親は今では二人とも亡くなりましたが、スケールの大きさに驚きました。
今年このムンバイにいったとき、古い建物や景色をみて、彼の両親も同じものをみたかもしれないと思うと、たいへん考え深いものがありました。
以上で挨拶を終わります。この後の卓話をよろしくお願いします。

■本日のプログラム
会員卓話
「インドのお話し」 堀会長

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