長野北ロータリークラブ週報
第1741回 令和3年6月3日 №1741
司 会 中嶋SAA
点 鐘 堀会長
ソング 「君が代」
ロータリーソング 「奉仕の理想」
5月の出席報告
会員総数 54名
例会回数 3回
訂正平均出席率 90.71%
本日の出席状況
会員総数 54名
本日の出席者 42名
Zoom出席者 4名
欠席者 9名
出席率 83.33%
■ゲスト・ビジターのご紹介
本日のゲスト
米山奨学生 リュウ ミン チュアン 氏
会長挨拶
皆さんこんにちは
今日は「ロータリーソング:奉仕の理想」についてお話させていただきます。
例会時に歌を歌う風習は、112年前シカゴRCで始まったそうです。親睦か奉仕かの大論争で、ギスギスしたクラブの雰囲気を和らげようと歌い出したのが始まりと言われています。
まるで、昭和23年3月19日長野県議会「分県調査委員会」で歌われた「信濃の国」を思いおこされます。
「奉仕の理想」「我らの生業」等のロータリーソングは、初めての日本語オリジナルのロータリーソングだそうです。
1935年(昭和10年)、現在の第2650地区(福井・滋賀・京都・奈良)大会でロータリーソングが募集され、当選した第1位の作品が「旅は道づれ」という曲です。
「旅は道づれ世はなさけ なさけは人の為ならず ・・・」という歌詞ですが、しかし、この曲の一部に盗作があったため、後に失格となり、第2位の「奉仕の理想」が繰り上げ当選になったそうです。「奉仕の理想に 集いし友よ 御国に捧げん我等の業」。この歌詞の中で「御国に捧げん」の「御国」の部分が世界と共に歩もうとしているロータリーの考え方と少しズレがあると言われています。実は、この曲の原詞は、「御国に捧げん」ではなく、「世界に捧げん」だったそうです。当時のガバナーは、この「世界に捧げん」を「御国に捧げん」と変えなければ、当選は無効と宣言されたそうです。「御国」という言葉に変えたのは英語が敵性語とされ、アメリカ由来のロータリーに世間の冷たい目が向けられようとしていた時代に、ロータリーの組織を守ろうとする苦肉の策だったかもしれません。作詞された方は泣く泣く承諾されたそうです。のちに亡くなる前に「もし出来ることなら何時の日か、原詞の「世界に捧げん」に戻していただければありがたい」と遺言されたそうです。実際、「奉仕の理想」が発表された昭和10年の5年後には日本のロータリークラブは国際ロータリーを脱退し、解散を余儀なくされました。そうしたロータリー苦難の時代を耐え抜いた、この歌の歴史は尊重しなければなりませんが、新しい時代に生きる私たちには「御国」を「世界」でも「地域」でも「社会」でも自由に置き換えて歌ってもよいのではないでしょうか。
また、日本がロータリーに復帰したのち、順調にクラブが拡大し、1952年(昭和27年)に地区が2地区に分かれる時に、これまで日本は一つでやってきたものが、東と西に分かれてしまう。誠に残念なことだが、ロータリーの発展のためにはやむを得ない。そこで地区は分かれても共通のものを持とうと約束しあったのです。その一つがロータリーソングでした。公募されたロータリーソングの中から、選ばれたのが東京ロータリークラブの矢野一郎氏の作詞・作曲の「手に手つないで」です。そして、1地区として最後の地区大会である大阪大会の最後に、「たとえ地区は分かれても心は一つ。さあ、円陣を作って、手を握り合って「手に手つないで」を歌ってわかれようではありませんか。と、SAAの小曾根氏が訴えたのです。
早く、コロナに打ち勝ち、共に強く手を取り合って、元気に「手に手つないで」を歌い上げたいものです。
幹事報告
ロータリーの友6月号が届きました。
月信6月号が届きました
P2.に米山奨学生のリュウさんが写真に掲載されています。
P3.に当クラブのロータリー財団地区補助金事業実施報告が掲載されています。
裏面の新入会員のご紹介では石垣さん、市橋さん、大野さん、西原さんが掲載されています。
財団室NEWS6月号が届きました。
2021年6月のロータリーレートは、 1ドル=109円です。
● 本日理事会で事務局複合機とパソコンの更新を検討します。
例会変更のお知らせは掲示板をご覧下さい。
安藤幹事
ニコニコボックス報告 上條副SAA
6月になりました。梅雨入りはいつになるんでしょうか (堀会長)
あと2回となりました。再来週の最終例会でお待ちしています。(安藤幹事)
今月のお祝い
会員誕生祝 小坂君、岩下君、藤原信雄君、岡宮君、倉澤君、山岸君 (誕生日順)
夫人誕生祝 堀君、西山君、上條君
結婚記念日 西山君 水島君 中嶋君 平石君 岡宮君 掛川君
本日のプログラム
理事会・誕生祝
誕生月の方に「子供の頃なりたかった人や仕事」をテーマにお話しして頂きます。
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